Concept

Bishonengaとは

日本美術史において「美人画」とよばれる美しい女性をモチーフにした絵画は江戸時代の浮世絵や近代絵画において隆盛をきわめ、現在も高い人気を誇っています。

一方で、男性をモチーフにした絵画は、その時々の社会情勢、流行、男性観などが反映された作品が多く存在するものの「美男画」等としてひとくくりにされることはありませんでした。

我々Bishonengaは日本の視覚文化、美しさ、儚さなどを美少年のイメージに追い求め絵画に収めたものを「美少年画」と呼称し、さらにはより身近な存在とするために、絵画の枠を飛び越えて、化粧品雑貨等の製品に昇華したブランドです。

花は散るから美しいというように、美少年も限りある時の中での存在だからこそ美しいのだと思います。

そして、その儚い美しさを表現するのに最も適した手法が日本画だと感じ、作品制作を続けています。

今回は美しさの考えが共通する“花と美少年”に着目し、「花で彩る」をテーマとしhanairo Storyのパッケージを描き、レンズデザインをプロデュースしました。

Illustration by mumei

2017年　
｢あやかしの少年」（SUNABAギャラリー/大阪）
｢SUNABAコンペティション2017｣（SUNABAギャラリー/大阪）
2018年
｢密室のコレクション｣（SUNABAギャラリー/大阪）
｢Sitry×mumei　少年遊戯｣（SUNABAギャラリー/大阪）
2019年
｢静止、或いは午睡の庭園｣（gallery　cafebar冥/大阪）
｢SUNABA福袋2019｣（SUNABAギャラリー/大阪）
2020年
京都市立芸術大学美術学部日本画専攻卒業
｢真夏の死IV　夏の光と少年たち｣（SUNABAギャラリー/大阪）
｢美しい男展V｣（Galerie　La/東京）
2021年
長野まゆみ｢さくら、うるわし　左近の桜｣角川文庫表紙装画
2022年
「神戸アートマルシェ2022 個展」（ギャラリーアクセスブース）
2023年
5/12〜5/14 「神戸アートマルシェ2023 個展」予定（ギャラリーアクセスブース）
神戸メリケンパークオリエンタルホテル